ポリッシャ導入

新品の頃から塗装の状態が良くなかったこの日産AD、経年が進行して小キズも次第に増えてきてしまいました。白色の車体ですが、平滑度の低い塗装で表面クリアーもなし。さすがは実質本意の商用車、塗装のグレードは同色の乗用タイプとは明らかに違います。
おまけに、塗膜も随分と薄いようで、前方から飛んでくる小石でボンネットはザラザラになってしまいました。

セルフ給油時に、屋根の一部にツヤが完全に無い部分を発見しており、もしこれが自家用車だったらホントに重クレームなのですが、自分の持ち物でもないわけなんで、手入れの一環として電動ポリッシャを掛けてみることにしました。
リョービ製の電動ポリッシャです。軽いし速度も可変式なんで使い易いのですが、一番重要なのは「静か」なこと。自宅は住宅地なんで、騒音の大きいのはちょっと使いづらい。シングルアクションタイプは単純に回っているだけなんで、音や振動は比較的小さい方だと思います。
コンパウンドは、ホームセンター等でも一般的に購入できる自動車用です。

シングルアクションのポリッシャは、コンパウンドが飛び散るんで、養生をするのですがこれが結構面倒。
でも、これをしないと後が更に面倒なんで・・・。

それにしても、ダイレクトな自分のアクションで結果がストレートに出るのって、とても気持ちいい。
日頃の仕事では、アクションと結果に対し、極めて長い時間がかかってしまうのが普通です。
投げた球が、忘れたころに突然跳ね返ってくるような感じなので、結構もどかしかったりします。
だから、ストレートに結果を感じられる作業に対し、何か潜在的な憧れがあるのかも知れません。
時間を忘れて没頭してしまいます。

白い塗装なので艶やかな「写り込み」を中々感じませんが、よく見れば木々を写していたりします。
濃色塗装車だったら、さぞ気分が良いでしょうね。
初心者なんで仕上がりはこんな程度なのですが、技術次第ではもっと良い仕上がりに出来ると思います。
こういう作業は向上心を刺激するんで、何か癖になりそうです。
（それでも、やっぱり養生が面倒です・・・。）